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レスベラトロールとは?
ピーナッツやブドウに含まれている健康機能性成分で、最も注目を集めている,天然の抗酸化物質であるポリフェノールの1種です。
レスベラトロールは、ピーナッツの渋皮やブドウの果皮、ブドウから作られる赤ワイン、白ワインにも多く含まれています。
レスベラトロールにはLDL(悪玉)コレステロールの酸化や血小板の凝集を抑制する働きにより、動脈硬化や血栓形成を防ぎ心筋梗塞や
脳卒中のリスクを下げる抗酸化効果が認められています。
また、細胞の寿命を決めるテロメアDNAに間接的に作用して、寿命を伸ばす働きが
ある事も現在判明しています。 2006年11月初旬,米国ハーバード大学と米国立老化研究所(NIA)の研究者から画期的な研究結果が報告
され、ニューヨーク・タイムズ紙やAP通信も大々的に伝えました。米国ハーバード大学のD・シンクレア博士たちは,レスベラトロールを
肥満のマウスに大量に投与したところ、肥満による悪影響が減少し,寿命が延びることが認められたのです。
フレンチ・パラドックスという
言葉がありますが、フランス人はヨーロッパで最も多くの肉やチーズ等の高脂肪・高カロリーの食事を楽しんでいるのにも関わらず、
その平均寿命はヨーロッパで一番長い.... これがフレンチ・パラドックスと呼ばれる謎です。フランス人はなぜ長生きなのでしょうか?
なぜ同じ様に高脂肪・高カロリーの食習慣のアメリカ人よりも心臓病等になる確率が低いのでしょうか?
ニューヨーク・タイムズ紙では
フランス人の赤ワインの消費量は世界一で、この赤ワインに含まれるレスベラトロールがこの謎を部分的に説明するのではないかと推測
しています。(レスベラトロールはブドウやピーナッツなどの食用植物に含まれており、特に赤ワインはレスベラトロールの主要な供給源
です)。
ただし、このマウスの実験で投与したレスベラトロールの量は、赤ワイン等で一般的に摂取が可能な量ではなく、平均的な体型の
成人に当てはめると1日あたり 500 mgになります。ちなみにグラス一杯の赤ワイン 240mL は、約 640mcg のレスベラトロールを含み、
一握りのピーナッツは、約 73mcg のレスベラトロールを含みます。
赤ワインはレスベラトーロールの主要な供給源ですが、アルコールの摂取には肝臓疾患などのリスクが伴います。尚、現段階では最適な
摂取量はまだ分かっていませんが、現在アメリカで流通しているレスベラトロールのサプリメントは100mg 前後の物が一般的で、
一日に100mgから200mgの摂取が推奨されています。
また現時点ではレスベラトロールの副作用は報告されていません。 より安全で効果的なレスベラトロールの摂取は、サプリメントの利用
がベストと言えるでしょう。
更に注目のレスベラトロールの抗癌効果について
レスベラトロールが世界的に注目を集めたのは、イリノイ大学の研究で初発期から悪性化
まで癌のいずれステージにおいても作用が確認され、マウスを用いた皮膚発ガンモデル実験では98%もの癌抑制効果が認められました。
この研究により、レスベラトロールはガン予防物質として大きな期待が寄せられる様になりました。
そして、イギリスでは、そのメカニズム
を解明するに至ったと発表しました。イギリスのレスター州のデ・モントフォート大学でこの研究を主導したゲイリー・ポッター教授に
よると、
「我々が開発した腫瘍を攻撃する物質と、既に知られている自然物質、レスベラトロールの化学的相似性に気付き、それならば後者
も同じく強い抗ガン性をもつのでは、と考えた。腫瘍細胞中に存在するCYP1B1という酵素が、レスベラトロールを代謝すると同時にピセア
タンノールという、ガン細胞を死滅させる高い毒性を持つ物質に変化させることが判明した。
そしてレスベラトロールからピセアタンノール
への変化は、腫瘍細胞中でしか発生せず、ピセアタンノールが滞留した部位では、健全な細胞はまったく無傷のままで、ガン細胞のみが死滅
するという結果を見るに至った」という結果報告がされており、今後の更なる研究に大きな期待が寄せられています。
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