ピーナッツもやしを知るためのピーナッツの秘密


ピーナッツもやし(ピーナッツスプラウト)を知るには、まずはピーナッツから! ピーナッツといっても いわゆるナッツ類ではない本当の姿をご紹介します。

ピーナッツの秘密【第1章〜第5章】

第1章

なんと!ピーナッツが心臓病に効く!?ガンにも!?

全米医学界の最前線、「ハーバード大学」。ここでは現在、生活習慣病治療を目指す調査研究が 行われている。中でもフランク・フー博士は、ある食材の驚くべき効能を発見!!
『我々がアメリカ国内に住む8万人のデータを集め、分析した所、週に50〜80gのピーナッツを食べている人は、30〜40%も 心臓病の発生率が低い事がわかりました。』(ハーバード大学公衆衛生学教授 フランク・フー博士)
なんと!ピーナッツが心臓病に効く!?
『ニューヨーク大学のアティフエイワード博士も大変興味深い論文を発表しています。ピーナッツに含まれる成分がガンの 進行を抑制し、育成を抑えるというものです。又、パーデゥー大学のリチャード・マット博士は、ピーナッツは食欲を 長時間満たすので、ダイエットが長続きするという報告を行っています。』(ピーナッツ・インスティテュート  プログラムコンサルタント パトリシア・キアニー氏)
なんと!ピーナッツはガンにも効く!?
これらの研究成果により、アメリカではピーナッツ人気が復活。ピーナッツのミラクルパワーに、大きな期待が寄せられている。

第2章

ピーナッツの歴史

ピーナッツの原産地は南米アンデス地方。ペルー北部のリマ地方で、紀元前850年頃の遺跡から ピーナッツの種子が発見されている。これを世界に広めたのが大航海時代に活躍したあのコロンブス。
1492年、コロンブスが西インド諸島を発見した際、現地のインディオからピーナッツの存在を教わり、以後、貴重な航海食として利用。 これがキッカケで、ピーナッツは世界中に伝播。
ピーナッツが日本に伝わったのは、江戸時代の初期。 ヨーロッパの貿易船によってもたらされたのだが、当時の医学書「大和本草」には、早くも「落花生」の名前でその名が 記されている。

なぜ落花生と呼ぶのか?
落花生は5月中旬〜6月にかけて種をまくと、およそ2ヶ月後に花を咲かす。実がなるのはその花が散った後。 花が落ちた直後、実になる部分(子房柄)が地中に潜り、土の中で実を結ぶ。 この時の実のなる位置に注目!ちょうど花が落ちた場所の下に実を結ぶので「落花生」と呼ばれる。 ピーナッツは豆科の一年生植物。ピーナッツの収穫時期は10月上旬〜11月上旬にかけて。

第3章

レスベラトロール

では、ピーナッツのどんな成分が身体に良いのでしょう?
『ピーナッツの成分の中で、一番心臓病の予防改善に効果があると思われるのは、"レスベラトロール"という成分です。 ピーナッツの中にはこのレスベラトロールが沢山含まれていて、我々は今一番、この成分に注目しているのです。』 (ハーバード大学公衆衛生学教授 フランク・フー博士)

レスベラトロール

レスベラトロールはポリフェノールの一種。その抗酸化力はアントシアニンをしのぐと言われている、現在注目の成分。 1997年、アメリカNO.1の科学誌「サイエンス」にて、これが大々的に発表された。
ペンシルバニア大の研究チームによる論文
「レスベラトロールは赤ワインに含まれるポリフェノールの中でも特にガン予防に強力な効果を発揮する。」
レスベラトロールを摂取すると、ガンのみならず、強い抗酸化力が血液中の悪玉コレステロールを退治。血液をサラサラに して、心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果を発揮してるという。

第4章

オレイン酸

どうしても目立つのが、およそ半分を占める脂肪!これがピーナッツのマイナスイメージに つながっています。 しかし、この脂肪の半分はオリーブ油に豊富に含まれている事で知られている、オレイン酸なのです!

オレイン酸

オレイン酸は不飽和脂肪酸の一種。 肝臓において悪玉コレステロールの代謝を助けてくれる効果があり、これが血中のコレステロールを低下させる。 ピーナッツに含まれるオレイン酸量は、オリーブ油には及ばないものの、全食品中では上位に食い込む含有量を誇る。

オリーブ油の脂肪
オレイン酸 75%, リノール酸 10.4%, その他

ピーナッツの脂肪
オレイン酸 48.2%, リノール酸 31.2%, その他

この健康的な脂肪は食用油として世界的に需要が高く、日本ではなじみの薄いピーナッツオイルだが、世界的には オリーブオイルよりも親しまれている。

世界食用油売り上げランキング

1位 大豆油
2位 パーム油
3位 なたね油
4位 ひまわり油
5位 ピーナッツ油
6位 綿実油
7位 やし油
8位 オリーブ油

では、ピーナッツはいくら食べても大丈夫なのだろうか?
ちなみにピーナッツ先進国のアメリカでは、カロリー面などを考え1日30粒程度までという一定の基準を定めている。 (ピーナッツ30粒でおよそ150kcal)

第5章

レシチン・ナイアシン

さらに、ピーナッツの油の中には、もう一つ大きな特徴が!
『ピーナッツの脂の中にはリン脂質が多く含まれており、その中に含まれているレシチンが記憶力のアップや痴呆症の予防に 効果があると考えられます。』 (日本大学生物資源化学科教授 櫻井英敏先生)

レシチン
そもそもレシチンは脳の機能を高めてくれる神経伝達物質、アセチルアコリンの原料となる物質。レシチンを摂取することに よって、神経伝達物質アセチルアコリンを作り出し、脳の活動を活発にし、記憶力の向上などにすみやかに働く。 ボケ防止、記憶力をアップする物質としてご紹介されている。

何故お酒のつまみにピーナッツ?

『ピーナッツの中にはビタミンB群のナイアシンが豊富に含まれていて、この物質は肝臓でアルコール代謝を助けてくれる 働きがあります。』 (女子栄養大学臨床科学研究室教授 安田和人教授)

ナイアシン
ナイアシンはビタミンB群の一種。 肝臓内で糖分、脂肪、アルコールなどの代謝を助け、肝臓の負担を軽くしてくれる成分。

【ピーナッツパワーのおさらい】
★ 抗酸化力が強く、身体のサビを防ぎ、血液をサラサラにするレスベラトロール
★ 記憶力を高めるレシチン
★ アルコールの代謝を促すナイアシン
★ 他にもビタミンB1、B2や豆類に多く含まれるビタミンEも豊富


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