6年2組女性陣讃歌

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顔を見て名前聞きてもなほ知らず当時の写真ですべて氷解

カレシへの熱き思ひを直語る荒井清子は少女のごとし

ひた

幼な日に青き心をときめきし丸尾己美子は重役夫人

八歳も下の旦那を持つまり子若さを保ち輝きてをり

ひたすらに己を信じ築きあぐ川崎礼子の城は重たし

信州へ第二の人生求め行く正恵夫妻よ弥栄へあれ

いや

文武ともトップを走りし女丈夫の野島恵子は凛として居り

ますらを

脇水の「ガキよ!」と吾にほへし声来し方巡り懐かしきかな