マカオ国際マラソン

今回初めて海外マラソンを現地サイトでエントリー。しかし、定員は1800名(ハーフは4800名で、ミニマラソンは5400名)と少なく、先着順ということもあり、手間取ると不味いかなと思っていましたが、エントリー開始時刻を見計らって登録開始。種目選択、連絡先登録、精算など5分程度ですんなり完了しました(事前にID登録しておくとベター)。

レース2日前に香港に入って1泊し、翌日フェリーでマカオに移動、ホテルに荷物を預けた後に受付に向かいました。受付はギャラクシーホテルの隣にあるブロードウェイという建物でしたが、看板らしくものもなく、建物内をウロウロしてしまいました。スタッフらしき人に場所を聞いてようやく辿り着きましたが、エントリーの際に発行されたQRを読み取ると、ゼッケンとシャツと記念品と荷物預けの袋を渡され、ゼッケンに付いているチップの読み取りを確認してあっさり終了。EXPO的なものは外でやっていましたが、チラッと見ただけでスルーしてしまいました。その後チェックインタイムまでギャラクシーホテル内で時間を潰しましたが、香港で歩きすぎたのと路上喫煙の煙を浴びまくり、寝不足も相まって、頭痛と疲労でチェックインするや否や倒れこむように寝込んでしまいました。

レース当日は4時過ぎ(日本時間の5時過ぎ)に起床して、5時過ぎにホテルを出発。スタート地点はタイパ地区にあるオリンピックスタジアムですが、マカオの交通手段は基本的にバスかLRTかタクシーの3択。朝が早いので実質タクシーの1択ですが、捕まえられないリスクを考慮して徒歩圏内の官也街にホテルを取りました。10分もかからず会場に到着すると荷物を預け、スタジアム内に入ってトイレを済ませますが、ここまでスムーズで何のストレスもありませんでした。

スタートブロックは、フルとハーフが同時スタートで、ブロック分けもないため早い者順。またトラックからのスタートで、スタジアム出口が狭いため、後方にいると渋滞に巻き込まれるという噂も聞いていたため、5時半前に並びました(5:40までには並んだほうがよいかと)。気温は20℃くらいなので寒さに震えることもなく、ライトアップされたギャラクシーホテルを眺めつつスタート時間を待ち、特にセレモニーなどもなく、5:59にアナウンスが始まり、6時にスタートしました。

号砲から20秒くらいでスタート地点を通過。懸念だった出口も少し前がつかえただけで立ち止まることなく、外に出れました。3km過ぎに1回目の折り返しを過ぎると、第一関門の嘉楽庇総督大橋(タイパと半島を結ぶ一番古い橋)へ。5km過ぎからはダラダラと続く上り坂が現れ、感覚的には結構長く感じましたかね。ようやく上りきると前方にリスボアホテルなどの市街地が見渡せました。半島側に入るとマカオ科学館に向かうスライドゾーンに入り、トップランナーとすれ違い、10kmを過ぎてから2度目の折り返し地点を通過しました。5km通過時点で気づいていましたが、5kmごとのラップタイム計測はない模様。その代わりにショートカットによる不正防止のチェックポイントが各折り返し地点に漏れなく設けられていたのが面白かったです。あと距離表示は1kmごとにありましたが、看板だったり、ガードレールに括り付けてあったりで、見落としが結構ありました。

15km手前では石畳がありました。走りにくいですし、転倒しないよう気をつけましたが、マカオらしくて良かったです(距離的には数十メートル程度)。そして16km過ぎには2つめの関門である西湾大橋へ。螺旋状の坂を上って再びタイパに戻りますが、先の橋よりは緩やかでタイム的には落ちたものの楽に感じました。またこの時間にはすっかり明るくなり、橋からの眺めは良かったです。そして橋の下りでフルとハーフでコースが分かれることになります。

再びタイパに戻って後は平坦だと思っていたら、20km前後の3度目の折り返し地点でまさかの2度の立体交差のアップダウン、更に23km付近でも上りがありましたが、それ以降はひたすら平坦となります。続いて、ギャラクシーとベネチアンの間の通りを走って4回目の折り返し。本当ならウィンパレス、グランドリスボア、パリジャンといったコタイ地区の有名ホテル群を巡りたいところですが、主催がギャラクシーということで大人の事情でもあるのでしょうか。午前中でレースは終了するし、そこまで影響はないと思うので、コースが見直しされるといいのですが。

以降はひたすら距離調整としか思えない道を行ったり来たりします。マカオマラソンはハーフで十分という書き込みをよく目にしましたが、ある意味当たっているとは思います。特に最後の6回目の折り返し地点はなかなかその場所が現れず、気持ちが折れそうになりました。ただ、道は平坦で、天候もほぼ曇り、日陰もあって気温も20℃前後、風も殆どなくてレースコンディションには本当に恵まれました。エイドについては、ステーション手前に何があるかの表示があり、分かりやすかったです。水&スポーツドリンク、給食系はバナナとプチトマトとチョコ?がありましたが、個人的には水を含んだスポンジが有り難く、殆どでエイドで利用させてもらいました。

ペースもサブ4をキープし、最後の5kmがバテたものの落ち込みを最小限に抑えて再びスタート地点のスタジアムへ。トラックを1周弱走ってゴール。見事自己ベストを更新することができました。ゴール後はメダルと厚手のバスタオル、食事類を受け取り、スタッフの方に記念写真を撮ってもらい、荷物を受け取ると着替えることなくそのままホテルに戻りました。ハーフもミニも既に終了しているので、ゴール後の流れも実にスムーズでした。レース後に改めて手元のラップタイムを確認しましたが、最初の1kmと最後の5km、あとは2つの橋の上りを除けば殆ど1km5分30〜40秒で安定して走れていたので、総合的には良いランだったのはと思います。最後の5kmは次回への課題ですが、グロスでも4時間を切ったのは初めてだったので満足しました。

マカオ国際マラソンの印象ですが、ランナーの数も抑えており、ストレスレスなコンパクトでよい大会だったと思います。参加費も日本円で8000円弱とかなりリーズナブル、時差も1時間で、フライトも4〜5時間程度なので、旅ランとしてオススメです。記録証は公式サイトからダウロード可能、グロスとネットのタイムと、全体及びカテゴリの順位が記載されていました。レース写真は「Marathon Photos Live」というサイトから購入できます(自身のレース写真入りの記録証もできるようです)。



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