どうなる二大彗星


LINEAR彗星(2002T7)
LINEAR彗星(2002T7)

2004年5月にリニアー彗星とニート彗星が同時期にやってきた。リニアー彗星がマイナス等級に、ニート彗星は2等級という予報がだされていたが、予想通りには明るくならなかった。ニート彗星とリニアー彗星を追ってみた。



2月8日(日)


リニアー彗星

2004年2月8日 19:06〜16(10分露出)

Vixen  FL80S VX-1 GPD
konica centuria 800


千葉県館山市北条海岸

5月の最接近に向けて、まだ遠くにあるリニアー彗星の姿をひとまず撮影しておかねばと、館山にでかけた。まだ暗く、双眼鏡でやっと存在が確認できる程度の明るさであった。




2月11日(火)


リニアー彗星


2004年2月11日 19:11(1分露出)

Vixen  R200SS Nikon coolpix 995 LV5mm GPD

千葉県勝浦市
デジタルカメラでリニア彗星を撮影してみたが接眼レンズを介しての995では無理なことがわかった。レンズ交換可能なデジカメで直焦点撮影しないと無理なようである。たまたま同じ場所に居合わせた横浜の山崎四明さんはcanon kiss デジタルで成果をあげていた。



2月14日(土)


リニアー彗星


2004年2月14日 18:37〜49(12分露出)

Vixen  ED102S VX-1 GPD

konica centuria 800


千葉県勝浦市
鏡筒をED102Sに変えて撮影してみた。まだ暗くフィンダー上では確認ができないため、ガイド鏡を使用してリニアー彗星を導入した。ピントは金星をファインダーに導入しマグニファイアーを使って合わせた。


2月20日(金)


リニアー彗星


2004年2月20日 18:57〜19:07(10分露出)

Vixen  R200-SS(コマコレクター使用)

Vixen VX-1 GPD

konica centuria 800


千葉県勝浦市


鏡筒をR200-SS(20cmニュートン反射)に変えて撮影してみた。空の透明度が低く、眼視では確認がやっとの見え方だった。20cmの集光力であるが、空が明るいため尾は明るい空にとけ込んでしまっている。


リニア彗星は、日没時の高度がどんどん低くなり、薄明の残る西空での確認が難しい状況となっている。次に姿を見せるのは4月下旬の明け方の東の空低くである。その後5月には夕方の西空に移り、両彗星が同じ空に見える5月中旬には日本からは見にくくなってしまう。 海外遠征しなくてはならないかな…。






Nikon D70


4月30日(金)


リニアー彗星


2004年4月30日 AM3:42(30秒露出)

AF NIKKOR 180mm ED F2.8(開放)
感度設定 ISO 1600
Nikon D70

千葉県 九十九里 白里海岸
5月下旬の接近を前にして、一眼レフのニコンD70を購入し撮影を試みた。早朝、かつ低空のため水平線近くは透明度が低く、確認できない日が続いた。撮影は180mmカメラレンズを使用。35mm換算で焦点距離は270mmとなる。薄明のため、尾はほとんど写っていない。デジカメは短時間の露出で済むので、薄明中など短時間での撮影が要求される彗星の撮影に適しているようだ。画像はノートリミング、色調の調整は行っていない。



ようやく見えたニート彗星


5月7日(金)


ニート彗星


2004年5月7日 19:54(30秒露出)

AF NIKKOR 180mm ED F2.8(開放)
感度設定 ISO 1600
Nikon D70

福島県 岩瀬郡 天栄村 羽鳥
 二大彗星のもう一方のニート彗星がようやく日本からも見えるようになってきた。尾はまだ、長く伸びていない。彗星の左上はM46、M47。画像はノートリミング、色調の調整は行っていない。



5月11日(火)


ニート彗星


2004年5月11日 20:26(30秒露出)

AF NIKKOR 180mm ED F2.8(開放)
感度設定 ISO 1600
Nikon D70

千葉県 勝浦市
 先週末以来の晴天に仕事を終えて、行き慣れた勝浦ダムへ急行しての撮影。標高も低く、房総半島の空の状態はあまり良いとはいえない。


5月14日(金)


ニート彗星


2004年5月14日 20:36(30秒露出)

AF NIKKOR 180mm ED F2.8(開放)
感度設定 ISO 1600
Nikon D70

千葉県 館山市
 関東南部だけに雲がかかる週末前夜であったが、午後8時頃に東の空から雲が切れ始め、西空にも星が見えてきた。透明度が低かったが今夜も撮影できた。ニート彗星はピークがすぎて、少し暗くなってきたように思う。


5月22日(土)


W彗星

2004年5月22日 19:48(現地時刻) 露出30秒固定
AF DX Fisheeye-Nikkor 10.5mm G ED F2.8(f3.2)
感度設定 ISO 800
Nikon D70

オーストラリア UNDARA

画像クリックで拡大されます

5月19〜23日にかけてオーストラリア クイーンズランド州 アンダラへの彗星観測ツアーに参加した。持ちこんだGPD赤道儀が故障し、ガイド撮影ができなくなり 魚眼レンズによる固定撮影に切り替えた。月没時と薄雲の関係で、僅かにこの写真だけに二大(?)彗星が写っているかも…?
このツアーの詳細は右のW彗星をクリックしてみてください。 
W彗星へ


6月5日(土)


ニート彗星


2004年6月5日 21:40(30秒露出)

AF NIKKOR 180mm ED F2.8(開放)
感度設定 ISO 1600
Nikon D70

福島県 岩瀬郡 天栄村 羽鳥
 西空に雲があり高原にしては透明度の低い空であった。ニート彗星はピークがすぎて、さらに暗くなってきた。

6月14日(月)


ニート彗星


2004年6月14日 20:36(30秒露出)

AF NIKKOR 180mm ED F2.8(開放)
感度設定 ISO 1600
Nikon D70

千葉県 勝浦市
 久しぶりに梅雨の中休みとなり晴れ間が広がった。平日であったが勝浦へ出かけて撮影。さらに暗なってきた。


6月14日(月)


リニアー彗星


2004年6月14日 20:22(30秒露出)

AF NIKKOR 180mm ED F2.8(開放)
感度設定 ISO 1600
Nikon D70

千葉県 勝浦市
 久しぶりにリニア彗星を撮影した。高度が低く、空も明るいためこんな画像しか撮影できなかった。