星 空 日 記

2004年 12月

場   所 記        事 撮 影 内 容
12 3 勝浦ダム 月明かりのため撮影しにくかったマックホルツ彗星が少しの時間月明かりのない時間帯ができてきた。週末は台風が日本に接近するため、悪天候とのことで仕事を終えると勝浦へ直行。
マックホルツ彗星
12 5 勝浦ダム ピント合わせに「フライアイ」というソフトを使用するため「ヘリコイド」が必要となったため、今回から鏡筒をボーグ76EDに変更することにした。季節はずれの台風が日本列島を昨夜から今朝にかけて通過。大荒れの1日だった。
マックホルツ彗星
12 10 勝浦ダム 夜露がひどかったが明け方まで星空が続いた。夜中の0時を過ぎたころ、若者3人がやってきて、近寄ってきた。覗かせてあげないわけにはいかないので撮影を中断してオリオン星雲を視野に入れ覗かせてあげた。
マックホルツ彗星


2004年 11月

場   所 記        事 撮 影 内 容
11 15 勝浦ダム マックホルツ彗星の撮影に勝浦へ出かけた。
翌日は勤務があるが、車中2時間ほど睡眠をとり
職場へ直行。

マックホルツ彗星
11 20
八方ヶ原
マックホルツ彗星の写真を撮影に南房総へ行こうか迷ったが気象情報では千葉県は夜間は曇りとのことで、今週は予報を信じて、栃木県へ向かった。日が暮れるころ雲が出てきたが、夜遅くなって雲がなくなり、満天の星空となり、夜明けまで撮影を続けた。気温は2度程度。道路はまだ凍結がなかった。
マックホルツ彗星





2004年 10月

場   所 記        事 撮 影 内 容
10 15
16
17
18




スターフォレスト御園 愛知県東栄町で行われた第7回望遠鏡、双眼鏡サミットへ参加した。今年も各地から大型の望遠鏡や双眼鏡、自作望遠鏡などが持ち込まれ、秋の夜長を楽しんだ。
M31他
10 23
白浜スポーツ公園
1月に肉眼彗星になると予想されているマックホルツ彗星の撮影に南房総白浜海岸へでかけた。あいにく曇天で、車中泊を楽しんだだけ。 なし
10 30 市原海づり公園 満月だが愛知県の塚原さんから1万円で譲り受けたペンタックス67のテストを兼ね、市原へ出かけた。月明かりはあるが、星は見えず。また車中泊で朝を迎えた。67のテストは次週…。
ニコンD70は水平に写らないため修理に出した。
なし


2004年 6月〜9月

リニア彗星とニート彗星で始まった2004年。両彗星を追いかけオーストラリアまで出かけたが、機材の不調で撮影に失敗した。夏のシーズンは休暇と天候、月齢がうまく折り合わず星の写真がほとんど撮れない。秋を迎えたが月明かりのない週末は天候が悪く、星空日記は5月に更新して以来、手つかず状態が続いている。6,7,8,9月も暇さえあれば星見には出かけてはいたのだが「冬のソナタ」など韓流ドラマにはまりこみ、パソコンがフル稼働状態。なかなか更新ができなかった。
8月13日 赤面山 8月14日 浄土平 8月15日 赤面山 9月19日 勝浦ダム
ペルセウス座流星群の撮影に福島県にでかけた。
天候が悪く那須の赤面山、裏磐梯の浄土平を行っ
たり来たりした。朝焼けや、曇天の写真を撮りに行っ
たのではないのだが…
赤面山での朝焼け デジカメでのオリオン星雲



2004年 5月

場   所 記        事 撮 影 内 容

蔵王中腹
いよいよゴールデンウイーク。浄土平を目指したが到着が夜になり、磐梯吾妻スカイラインはゲートが閉まっていたため、蔵王エコーラインに向かう。真夜中に到着したが中腹は霧がかかり見通しがきかない。雲の上にでたかったが、エコーラインもゲートが閉鎖されていて、中腹で車中泊となった。ローリング族?がけたたましいエンジン音で時折通り過ぎていく度に車が揺すられた。 なし

エコーライン駐車場
翌朝、ゲートが開くのを待って、エコーラインに入った。路面凍結のため夜間は閉鎖されるのだがそのまま翌朝まで駐車場に滞在。明け方、雲が厚くなり、リニア彗星は撮影できなかった。満月直前の月明かりがあったが、二大彗星撮影用に購入した10.5mm魚眼レンズの撮影テストを行った(写真右)。無人の駐車場は不気味であった。
月明かりの駐車場
白里海岸 GW後半は天候が悪いとのことで早々に帰宅。メーリングリストの情報でブラットフィールド彗星がかなり尾が長くなっていることを知る。関東地方は夕方きれいな青空が広がり深夜再び白里海岸へ向かう。明け方、雲が厚くなり、両彗星とも見ることができなかった。明け方のリニア彗星も月明かりと高度が下がってきたため、そろそろ限界となってきたようだ。しかし、まさしく彗星のように現れたブラットフィールド彗星が気になる…。 なし

レジーナの森別荘地
二大彗星の片方のニート彗星が、ようやく日本からも見えるようになってきた。二大彗星用に事前にロケハンしていた福島県天栄村羽鳥湖沿いの国道の展望駐車上から撮影した。南西方面の眺望が開けているがレジーナの森別荘地の照明が西側低空に若干ある。

ニート彗星

浅間山を望む
福島県は夕方に向けて曇ってくるとの気象情報。4号線で矢板まで戻り、日光を抜け金精峠、沼田を経て群馬県嬬恋村鬼押し出し付近を目指した。この場所は百武彗星の時に度々訪れた場所。群馬県は夜まで晴れとの予報だったが到着したころは薄雲が上空を覆い、透明度は最悪、撮影を断念。深夜0時過ぎに帰宅。 なし
11
勝浦ダム
先週末以来の晴天に誘われ仕事を早めに切り上げ、2時間程かけて通い慣れた勝浦ダムへ向かった。21時30分頃、ニート彗星が西空に沈みかけ大気の影響が大きくなり撮影を終了、24時帰宅。先週末の標高の高い山の上と比べ、市街地の明かりの影響も伴ってコントラストの低い画像となった。
ニート彗星
11
内房の海
週末は天候が悪くなってくるということで今週末も仕事を早めに切り上げ、3時間程かけて館山市北条海岸へ出かけた。一面雲に覆われていたが、20時頃になってニート彗星の方向の雲が切れ始めた。ここも市街地の明かりの影響がかなりあった。
ニート彗星
22
オーストラリア彗星ツアー
5月19日(水)〜23日(日)の5日間、オーストラリアのクイーンズランド州アンダラへの彗星観測ツアーに参加した。天候不順と赤道儀の故障により、写真撮影が十分にできなかった。左の写真は撮影地のピニレンディー農場の日没の様子。右は唯一のW彗星がかろうじて写っている(?)画像。画像をクリックするとW彗星のページが開きます。左の画像をクリックするとオーストラリア彗星ツアーのページが開きます。
W彗星



2004年 4月

場   所 記        事 撮 影 内 容

一松海岸
夜明けのリニア彗星の撮影に久しぶりに九十九里海岸に行く。明け方曇って撮影できず。二大彗星の接近に備え、ニコンD70という一眼レフのデジタルカメラを購入。もうこれからは彗星撮影はデジタルカメラの時代なのだろう。

16
八方ヶ原 大間々台
リニア彗星の撮影に栃木県の八方ヶ原へ行くが曇って撮影できず。
17
羽鳥湖スキー場
翌日は福島県羽鳥湖スキー場に移動したが、強風と悪天候のため、機材をセットすることなく車中泊。目が覚めた頃には風も止み、東の空が明るくなっていた。雲もなくなりリニア彗星撮影の絶好の機会を逃してしまったようだ。この朝に各地でリニア彗星の撮影に成功した報告がされている。
20
白里海岸
リニア彗星の撮影のため、休日も関係なく、翌朝晴れそうな日は九十九里へ向かうようになった。睡眠不足で職場へ直行の日々が続いたが、海岸のため低空は雲がかかり、リニア彗星の撮影ができない。
写っているかも?
23
白里海岸
明け方のリニア彗星の撮影に成功!
リニア彗星
25 白里海岸 薄雲でベールをかぶったような空だったが念のためシャッターを切ってみたがなにも写っていない。
なにも写っていない…
28
白里海岸
いよいよゴールデンウイークしかし低空の雲でリニア彗星は撮影できず。


2004年 3月

場   所 記        事 撮 影 内 容
13
勝浦ダム
リニア彗星は太陽に近づき、しばらく見えない。久しぶりにAGA−1を使い星雲の撮影に勝浦ダムへ行った。インターネットオークションで購入したボーグの接眼ターレットを介してAGA−1用にビデオカメラを取り付けたためガイド星の導入がかなり楽になった。
M51とM101を40分かけて撮影した。風も弱く、AGA−1が快調にガイドを続けてくれた。

M51他


ビデオカメラ

2004年 2月

場   所 記        事 撮 影 内 容

海づり公園
満月で月明かりがあったがガイド鏡の調整を兼ね海づり公園に出かけた。風が弱まるのを待って仮眠。夜中に目を覚ましたが風がさらに強くなりそのまま朝まで寝てしまう。左の写真は潮が引いた養老川でのアサリ(?)とり風景。 なにもなし

海づり公園
ガイド鏡の調整を兼ね、全日に続き海づり公園へ行く。ここに来るようになって初めて風が弱い夜となり望遠鏡を組み木星の撮影をした。
木星

5月に近づく二大彗星のひとつ「リニア彗星」が日没後の西空に7等級の明るさで見えるとのことで昼過ぎに久しぶりに館山の北条海岸に向かった。東京湾を挟んで、ここから見る富士はなかなかのものである(左下)。ガイド鏡では僅かにぼんやりとした様子で見えたが空が明るく、リニア彗星である確信は持てなかった。たぶんそうであろうということで撮影鏡にカメラをつけて3回シャッターを切った。日曜の夕方であることと、月が昇ってくるため19時30分で撮影を終了し帰宅。久しぶりの銀塩写真での撮影である。
北条海岸 リニア彗星
11 リニア彗星をデジカメで撮影できないかとR200SSにNikon coolpix995をつけて撮影してみた。しかし、1分間の露出しかできないこのデジカメでは暗くて使えないことがわかった。勝浦ダムで星の写真を撮る人には滅多に出会わないが、横浜の山崎四明さんという方がCanon kiss Digitalという今天文誌で話題のデジカメで撮影に来られていた。すこし覗かせていただいたが、よく写っていた。左の写真は山崎さんにシャッターを押して頂いて撮影。
勝浦ダム リニア彗星
14 ED102Sでリニア彗星を撮影した。FL80Sより若干焦点距離が長いため、拡大率は上がるが、そのぶん明るさが低下する。
夕方まできれいな青空だったが、3〜4枚撮影しているうちに透明度が低下し、その後、薄雲が広がり、最後には雷が鳴り始めた。「今夜はこれまで」と機材の撤収が終わる頃、ポツリと雨が降り出した。車中泊。
勝浦ダム リニア彗星
20 リニア彗星は日没後の夕空に位置しているが、これから月明かりの影響がでてくるのと高度が低くなっていくため今週末が近日点通過前の彗星の姿を納める最後の撮影チャンスであろう。R200−SS用のカメラアタッチメントを購入し銀塩写真での撮影を試みた。晴れてはいたが湿気があり、2月にしては透明度の低い空だった。
勝浦ダム リニア彗星

2004年 1月

場   所 記        事 撮 影 内 容

勝浦ダムの夜明け
12月29日30日と連夜、勝浦まででかけたが、天候が悪く、車中泊して帰宅。30日夜はコンビニで買ったおにぎりが古かったのか、誰もいない深夜の山の中で「これで我が人生も終わりか…」と七転八倒の騒ぎ。電話もなく誰もいない場所で助けを求めることもできず、不安な一夜を明かした。翌朝、なんとか家に辿りつき、大晦日は家で過ごした。明けて元日は夕方になって少し体調が回復。またまた勝浦へ向かった。夜になって薄雲がどんどん流れ、機材を組み立てることなく朝を迎えた。 なにもなし

海づり公園
月明かりがあり、星の撮影には向かない夜だが、木星を撮影しようと市原にある海づり公園へ行く。
22時頃到着したが、木星の高度が高くなるにはまだ時間があるので仮眠。0時頃目を覚ましたが、西の空から雲が広がり、どんどん星空が曇り空に変わり、曇天は明け方まで続き、夜明けとなった。
また今夜も撮影できず。対岸の景色は石油コンビナート。
なにもなし
10 勝浦ダム 満月を過ぎ、日没後、1時間ほど暗夜になるため、二大彗星のひとつ「リニアー彗星」を探しに勝浦ダムへ向かった。スカイセンサーで導入を試みたが確認できず。久しぶりにフィルムカメラをセットしたが、道具箱にレリーズがなく、写真撮影不能。やがて月が昇り終了。撮影がなかなか進まない…。 なにもなし
11
海づり公園
3連休最終日。夕方、リニアー彗星確認に勝浦ダムに行ったが、雲が広がり星空にならない。翌日のこともあり、海づり公園へ戻り、木星の撮影に備えたが冬型の気圧配置で強風がふきまくり、機材のセットを断念。朝を迎える。この3連休なんの収穫もなく終わってしまった。 なにもなし
30 道の駅 あずの里 夕方、仕事を終え帰宅。天気予報では明け方まで曇りとのこと。早期回復を期待して勝浦ダムへ向かう。途中、市原の道の駅「あずの里」で仮眠。晴れ間がでたら勝浦ダムへ向かうことにしたが夜明けまで曇天が続き「あずの里」で夜明かし。 なにもなし
31
曇天の勝浦ダムの朝
朝帰宅。日中は快晴。天気予報では一晩中晴れ間が続くとのこと。久しぶりに好天に恵まれると期待して夕方勝浦ダムへ行く。月明かりがなくなるのが翌日午前2時頃のため、ひとまず仮眠。0時頃起きだし、機材を組み立てた。しかし、機材が組み上がった1時頃に薄雲が出始め、星が見えなくなり曇天は夜明けまで続いた。また今夜も収穫なし。今年になってまだ1枚も写真が撮れていない。 なにもなし