COLUMN | ||
マイライン | ||
2001.10.13 |
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最近家の電話機を買い換えた。電化製品を買うときには最も安い金額で購入するのが僕の美学だ。その方法についてはまた別の機会にふれたいと思う。 新しい電話機にはACRという機能がついていて、自動的に市外通話の料金の安い会社を選択するという。そのせいか、最近NTT以外の会社から請求書がくるようになった。なぜか全く頼んでもない日本テレコムからばかりだった。本当に安いのだろうか。こうなると調査しないわけにはいかない。 マイラインという耳慣れない言葉が最近CMでも頻繁に流れている。電話会社を選ぶのだという。自分で選択して申し込むのだから、これは納得できる話だ。安くなるのならいいじゃないか。しかし、その選択肢はかなり細分化されていてアタマが混乱してしまう。ましてやいろいろと選択して1つの電話をいろいろな電話会社に払わなければならない。この日本テレコムという請求書1つとってもたかだか数百円のことでNTTと別に支払うのは苦痛すら覚える。しかし、NTTに独占させるわけにもいかないし、電話機に騙されるわけにもいかない。やはり電話機の選択する会社より安い会社があるようで大雑把に比較してこの際、電話の機能は凍結し、永眠してもらうことに決めた。今、このマイラインとかいう得体の知れないサービスで皆さん頭を悩ませ、面倒でNTTにしている方が過半数を超え、電話機にも欺かれている方が多いことだと思う。しかしながら、選択すべきときに選択しないことを選択する責任は自分自身に降りかかってくる。同じ金額とて払うなら、払いたい企業に原ってみたい。僕はそう感じた。本当に割引して欲しいのは一般電話ではなく、携帯電話やネットの接続料だと思う。 |
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