| COLUMN | ||
| ゼロ | ||
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2001.11.3 |
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| ＷＴＣ９１１(米テロ事件)以来、景気低迷に世界経済が揺れている。一番打撃を受けいまなお復旧、そして疸素菌に苦しむ国、アメリカ。そのアメリカの１０月における国内での新車販売台数が史上最高、前年比２４％を記録したという。事件から２ヵ月経っていない今、何が起きたのか。 ご存知の方も多いと思うが、９月下旬から異例のゼロ金利ローンが実施された。この景気対策が予想以上に効果を発したらしい。もちろん飛行機が嫌気されての車需要の上昇もあるだろうし、株価の不安定に対する懸念もあるのかもしれない。 アメリカは、大きな打撃を受けながら、的確な判断の元に具体的な対策を立ててきた。日本ではあれだけの事件で暴落を誰もが予想するなか、株式市場の停止措置など具体的な策も殆どとらずにここまできてしまった。 らいおんはーとというメールマガジンが木曜日の夜に送られてくる。小泉総理のメールマガジンだ。こんなメディアのおかげで今まで以上に直接的なやりとりが可能となった。僕は、政治というものに興味がなかったが、この人は好きだ。かといって、やっていることにすべて賛成な訳ではない。もっと頑張って欲しい。 今、日本で金利がゼロで新車販売するとしたら、住宅ローンの金利が無くなったら、アメリカでは既に結果が出ていることだが、国会であれだけ優秀な人たちが集まって考えるべきことは、こんなことなのではないだろうか。 |
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