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COLUMN
韓国問題

2001.11.14


日韓W杯まで200日を切って韓国でさまざまな問題が起きている。ホテルが、選手の受けいれを拒否している。選手の宿泊先がないという事態。大部分の観光ホテルは老朽化しており、現在の状況では外国人を受け入れられないというが、援助があったとして復旧できるのだろうか、疑問視してしまう。
そして、もうひとつ気になることがある。W杯サッカー大会開催を機に、韓国人は犬の肉を食べる習慣をやめるべきだと、国際サッカー連盟(FIFA)が韓国当局に圧力をかけていることだ。僕は韓国好きで何度か訪れたが、こんな習慣があるなんて知らなかった。韓国では、犬肉のスープはスタミナ料理として知られ、特に年配の男性に根強い人気があるらしい。食用の犬は苦痛を与えることによって肉の味が上がるとされることから、狭苦しい檻に閉じ込められ、時には焼き殺されることもあるという。韓国当局は1988年のソウル・オリンピックを機に、国際世論への配慮から、犬肉を売ったり食べたりすることを禁止した。しかし、犬料理の習慣はその後も続いているという。
内外の動物愛護団体などはこれに抗議して、W杯大会ボイコットも辞さない構えをみせてきた。一方、犬料理の愛好家らは「これも大切な伝統文化」「食べているのはペット用でなく、食用として育てられた犬だ」と主張している。
W杯と関連付けるのは、どうかと思う。虐待がいけないとして、食文化は様々な土地柄があり、日本人がクジラを食べ、いろいろな国で鳩を食べたり、生きていくうえでいろいろな動物を食べるもの。犬を食べることに賛成はしないが、否定できる食生活ではない。韓国の伝統でありぶんかである食生活を是正することは、他国の口出しできる範囲を逸脱している。FIFAがそんな国柄まで含めてW杯開催国に選んだ責任を負わなければならない。 つまり、韓国でW杯を開催すると決めたのだからFIFA自体が、犬を食べるべきだ。と、いうのは多少無茶かもしれないが、そういうことなのではないだろうか。そしてもちろん日本に来てなまこを食べて、納豆やクジラを食べてもらう。

© 2001 Techie & K