COLUMN | ||
ドイツへの道 | ||
2002.7.2 |
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5月末に始まった最も身近なワールドカップ。それぞれの思いを馳せて幕を閉じた。毎日の試合をたくさん観れたせいか、かなり印象深い場面が多々あって、日本の戦果や韓国の快進撃とミスジャッジ、黒いウワサなど本当に1ヶ月とは思えない日々だった。もう生きているうちに日本で開催されることはないだろう。 5月の連休のことJ2降格、アビスパのホームゲームを観にいこうとした。何人か誘ったが、サッカー興味ないとういう返事が多かった。僅か1カ月もしないうちにW杯は始まり、そんな女の子がある日突然電話してきた。日本戦の当日だった。大きな画面で観れる店を教えてくれという。たしかにJ2と代表の晴れ舞台の差はあるにせよ…。こんな現象が身の回りでかなり起きた。職場の多数決でTV観戦することに決定した会社、決勝は面白くなかったと漏らすOL。何故、好きでもないのに観るのだと尋ねると話についていけないとドラマのような感覚で云う。 アビスパのホームゲームのチケットが売れているときく。少しでもサッカーの関心がこのワールドカップによって高まったことに嬉しく思う。2年後に始まる中国・韓国・日本にアジアの一国を加えた国際大会。これもこのW杯の大きな収穫。 ドイツで行われるワールドカップは4年後。今回味わうことが無かった予選の戦い、苦しみ、喜び、いろいろな試練が待ち受けるが、監督の選考を含めこの大会は既に始まっている。ドイツで日の丸をまた観たい。 |
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