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COLUMN
ボジョレー・ヌーボー

2002.11.24


ワインブームも去り以前ほど大騒ぎすることもなくなった。何でもフランス・ボージョレー地区でガメイ種という葡萄だけを使って造られる赤ワインの新酒で酸味、渋味が穏やかで、フルーティーな軽い口当たりが特徴だとか。その年に収穫された葡萄をその年のうちに瓶詰めし、11月の第3木曜日と定められた解禁日(今年は11月21日)に抜栓されるという。
毎朝聴いているFMの番組があって今日はボージョレー・ヌーボー解禁日…と言っている。その前日いつもの酒屋でボージョレー・ヌーボーと書いた箱に値段が書いて置かれてあった。箱の口は開いてるのにフタが閉まっていた。気になって開けると何本か売れていて解禁日とか知らない僕は、気にもとめなかった。後からそのFMを聴いて気付いたが、この酒屋解禁日前にこっそり売っていたのだ。
そんなボージョーレー普段は飲まないのに今年はやけに気になり解禁日の2日後に購入してしまった。普段僕が飲むワインは所謂テーブルワインばかりで比べるとちょっと高い。コルクを開けてグラスに注ぐとちょっぴり薄めでとってもきれい。ワインの味なんて良くわからないけれど…美味しい。2杯飲んで栓をしてまた明日飲もうと思ってコルクを入れようとした…が!できたばかりのワインってコルクが張っていて何回やっても入らない。結局1本飲みほしました。
ワインを買った酒屋の店員のセールストークですが、「ちょっと飲んでみて…残ったら料理に使えますから…」否、確かに使えるかもしれないけど、ちょっと違うんじゃない?

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