COLUMN | ||
割と楽 | ||
2001.10.15 |
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昨日の10月15日は鉄道の日だったという。 電車通勤など殆ど縁が無かった僕にとってJRという乗り物が遠い存在になっていた。 近頃、仕事の関係でそんなJRのお世話になる機会が増えた。初めて乗るようなもので切符すら買い方がわからない。とりあえず。香椎から博多駅までの切符を購入し、博多駅から熊本までの切符を購入する。そこで気付いたこと。博多・熊本間の切符で香椎から水前寺くらいまで乗車できると書いてある。JRを儲からせてしまった。しかも、わざわざ博多駅で下車してから構内に下りてまた切符を買ってホームに上がってしまった。 博多駅のホームにはたくさんの乗り場があって何処に行けばいいのかわからない。田舎から出てきた人みたいにうろついて、若干挙動不審だ。なんだか家出したような気分になり、それでも、何とか平常を保つよう、頭の中の混乱や緊張を周囲に悟られてはいけない。僕が海外の空港に行くといつもこんな感じ。もっともそんなときは乗り遅れて次のに乗るというわけにもいかないから、もっとパニックに近い状態で広い空港の中を行ったり来たりする。 無事乗り場まで辿り着き、列車を待つ。僕は以前からツバメという車両に興味があって、ツバメに固執してチケットを獲った。ツバメという車両は有明という車両と交互に走り、ツバメのほうが少ない。少ないとどうしても乗ってみたくなった。 ホームに立っていると、昔のブルートレインといわれていた車両もあるが、大半はアルミというか無機質な地下鉄と同じ様な風貌のもの。そして、様々なモダンな流線型の車両。銀河鉄道999の宇宙ステーションに出てくるようなものがある。何処へ行くのだろうか。こうして待っている時間もいろんなものに目が行ってしまう。やがて、アナウンスとともにツバメはやってきた。 次からは割とラクになるであろう。 |
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