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COLUMN
ジャングルジム

2002.1.9


正月もひと段落。やっと平穏な日々が訪れると思っていたある日。
おばあちゃんが我が家へ大きな箱を持ってやってきました。ジャングルジムを娘の誕生日プレゼントに持ってきたのです。うちの娘、元旦生まれにも関わらず、お年玉やらプレゼントやらやくさん頂いて。予想に反して元旦生まれってトクなのかもしれません。みんな忘れないし、とりあえず身内は逢いますからね。
そして、大物を手に入れた娘。もちろんその大きな箱の中身よりも、1m50cmほどの大きな箱に興味があるようで、抱きついてしまった。最近、箱が好きで箱の中に入っているいことも多い。そんな箱の中身を取り出すとバトンのようなものが無数に入っていて数種類のジョイントがやはり無数にある。組み立てるということなのだろう。組み立てるといっても単純なものでどうみてもコテで溶接したりドライバーでねじ込んだりするようなパーツはないので、これは楽勝と目の前で作ってあそばせようとした。が、ジョイント1個取り付けるにもなかなか入らない。ものすごく堅い。これは子供の力ではずれないように配慮されているのであろうが、大人の力でもなかなかはずれそうにないまでにねじ込なければ根元まで入らない。しかもきっちり入るとバトンに白いスジが入り見た目壊れそう。要領を得ない僕は、いろいろと考える暇もないほどにリビングをふるに使って作業に没頭した。
ジャングルジムといっても公園にあるものと違ってのれんのようなものやトンネルのようなものなどいろいろと付いている。なかなか考え込んだりしてしまうものだ。1階ができるとすべり台を設置して都合上置いてみて更に上を着工した。娘と風呂からあがり、完成を待たずちょっとお試し。なるほど滑り台は角度がゆるいと思ったが、ちょうどいい。何より娘が喜んでいる。そうなれば建築も急ピッチで進んだ。2階まで建設が終わるとなんとなく熊プーののれんやゲートそしてトンネルやすべり台、ほとんどのトラップが利用可となっている。いつもならぐずぐずする時間帯、楽しげにすべっている。
パーツが箱いっぱいに入っていたのでこれは、多めに入っていて余ったもので継ぎ足したりできるのだろうと思っていたら、ぴったりだった。結局完成したのは娘が眠ってから後であった。これは、重労働だった。しかも、大きなジャングルジムは3階まであってリビングを大きく占拠してしまった。
昔、ベランダにブランコやすべり台があったような記憶があるが、今の家庭はどこもこんなものを置いたりしているのだろうか。このままでは引越ししなくてはいけなくなるのではないだろうか。

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