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COLUMN
ヨーロピアンデザートミックス

2002.2.11


最近、コンビニですごいものをみつけた。見慣れたチェルシーというキャンディの袋入りのやつでそこには、真っ赤な文字で『期・間・限・定』と書いてあった。はっとして気がつくと袋を握りしめていた。
何を隠そう僕はチェルシーのヨーグルトが大好物で良くポケットに隠し持っている。どうして隠すのかというと細君に食べられるからだ。ま、それは家庭の事情というやつで比較的どうでも良いこと。好きな食べ物が、コンビニでどのあたりに陳列しているか把握していること、これこそが重要なことである。であるから、チェルシーの居場所を確認することは、コンビニのお菓子売り場の約2列を掌握するのに最も重要な意味があった。
チェルシーには、バタースカッチとヨーグルトスカッチの2種類あって僕はヨーグルト派なのでそればかり。しかし、調査した結果イチゴミルクという新味が登場していた。この調査で販売元のホームページを捜索したが、この期間限定という商品は見当たらなかった。
ヨーロピアン・デザート・ミックスと書かれた袋入りのチェルシーはいつもなら見落としそうなバター入りのあれと酷似している。半分だけヨーグルト。しかし、これは全く異なる3種類からなる、ものすごい期間限定だった。袋には美味しそうなケーキの写真が3つ並ぶ。
<チョコトルテ>
ザッハトルテを彷彿とさせる上品な甘さ。
<フロマージュブランカシス>
至高の味覚。バーでカシスをロックで飲んだりすることもあるほどカシス大好き人間の僕にとってこれは、涙物。ヨーグルトスカッチの風味にも似てクリームチーズ、カシスの甘酸っぱさが広がる。
<カラメルプディング>
これまたプリンのような魅惑の味。

この限定品、特にカシスは商品化すべき。30年間存在し続ける商品がたった2・3種類の味しか無いのはどうかと思う。いつまでの限定かわからないが、今のうちに買占めよう。
最後に小林亜星が作ったという名曲があったので、1番だけ(3番まである)。余談だがこの曲、一時期着メロに入れていた。

なつかしい人に出逢ったような
やさしいたよりが いまとどいた
忘れかけていた幸せ
あなたにも わけてあげたい
ホラ、チェルシー
もひとつチェルシー

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